今までお世話になりました
こちらの記事でも少し触れましたが、先日、約4年間(休職期間を除く)勤めていた職場を退職しました。
休職期間を含めると5年近く在籍していたことになります。
最初は事務職として働いていましたが、電話応対で何度もつまずき、そのたびに注意を受けていました。
時には面と向かってかなり厳しく叱られることもありました。
その中でも今でも忘れられないのが、「人としてどうなの?」と言われたことです。
当時はまだASDと診断されておらず、自分でも特性に気づいていませんでした。
その言葉を受けた時は、なぜそこまで強く言われなければならないのか分からず、涙が止まりませんでした。
事務所では約2年間勤務し、その後は作業場へ異動になりました。
しかし作業場では、作業の速さと丁寧さの両方が求められました。
私は作業スピードが遅く、コミュニケーションも十分ではなかったため、ここでも何度か叱られました。
ある作業では完了までに6時間かかってしまい、その時はかなり厳しく指摘されたことを覚えています。
それでも自分なりにできることをやろうと、与えられた作業に取り組み続けました。
単純作業であれば、時間をかけて黙々と続けることができました。
ただ、そのような作業ばかり担当していると、なかなか新しい仕事を任せてもらえません。
時には事務所の手伝いをすることもありましたが、報告・連絡・相談も十分にできておらず、上司との面談では「報連相をできるようにしよう。」ということが目標として設定されるほどでした。
それ以降は改善しようと努力しましたが、「次は何を注意されるのだろう。」と考えることが増え、不安が少しずつ大きくなっていきました。
その状態が続いた結果、気がつけば月の半分ほど休むようになっていました。
このままではまずいと思い、通院している病院の医師と相談した上で休職することになりました。
当初は1か月の予定でしたが、その後2か月、3か月と延長を重ね、最終的には1年間休職することになりました。
休職中は体調と相談しながらデイケアに通い、少しずつ回復に努めました。
医師からは「1年前と比べると表情も明るくなった。」と言われましたが、その一方で「今の状態で職場に戻れば、再び体調を崩してしまう可能性が高い。」とも言われました。
振り返ってみると、休職直前の私は常に余裕がなく、追い詰められているような状態だったと思います。
今は当時に比べるとかなり楽になりました。
それでも、傷病手当の書類を提出するために職場へ連絡する時は今でも緊張します。
家族と話している時には何ともないのに、職場の人と話そうとすると鳥肌が立つことがあります。
なぜそうなるのかは自分でもよく分かりません。
1年間休職したことで、これ以上休職を続けても復職は難しいのではないかと考えるようになりました。
そして、それなら退職した方が良いのではないかという結論に至りました。
社長からは引き留めるための提案もいくつかいただきましたが、自分が今後進みたい方向とは一致していなかったため、最終的に退職を選ぶことにしました。
退職してから
退職してから数日後、お世話になった職場の方々へお菓子を渡すために職場へ行きました。
この日は、職場に置いたままになっていた荷物の回収も兼ねていました。
お菓子を渡す時に何を話そうか考えながら向かい、失礼な言い方にならないように何度も頭の中で言葉を確認していました。
そして実際に渡す場面では、事前に考えていた通りに話すことができました。
途中で言葉に詰まったり噛んだりすることもなく、無事に伝えられてほっとしました。
その後は荷物の回収を行いました。
1年間職場を離れていたこともあり、保管していた物の中には劣化しているものもありました。
その為、自宅に持ち帰った後に不要なものは処分しました。


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