ASDの私の経歴と苦労していること

発達障害

苦労していること

次に、ASDの私が日常生活の中で特に苦労していることについてお話しします。

大人になった現在、主に困難を感じているのは次の4点です。

  • コミュニケーション面での困難
  • 感覚過敏
  • 過集中
  • 整理整頓が苦手なこと

このうち、下2つについてはADHDの特性としてもよく見られるものだと言われています。

コニュニケーション面での困難

まず、コミュニケーション面での困難についてです。

私は基本的に自分から人に話しかけることがあまり得意ではありません。

話しかけようとする前に頭の中で「最初の一言は何と言えばいいのか。」「こう言ったらどう思われるだろうか。」と何度もシミュレーションをします。

しかし、いざ声をかけようとすると緊張で頭の中が真っ白になり、結局伝えたかったことがうまく言えず、相手を戸惑わせてしまったり、時には不快な思いをさせてしまったりすることがあります。

一方で、対面ではないコミュニケーションは比較的落ち着いて対応できます。

ドラクエ10でのやり取りを通して、チャットなど文字でのやり取りにはある程度慣れているためです。

ただし、文章をそのままの意味で受け取ってしまいがちで、会話の裏の意図やニュアンスを読み取ることはあまり得意ではありません。

そのため、どうしても受け身なコミュニケーションになりやすいと感じています。

感覚過敏

次に、感覚過敏についてです。

私の場合、五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)のうち、過敏さを感じやすいのは聴覚・嗅覚・触覚の3つです。

視覚と味覚については特に大きな困りごとはありません。

『感覚過敏』と聞くと、あらゆる刺激に対して常に敏感な状態を想像されがちですが、実際はそうではありません。

すべての刺激に過敏なわけではなく、特定の音やにおい、触感に対して強く反応してしまう、という形です。

そのため、日常生活の中でも問題なく過ごせる場面も多い一方で、条件が重なると一気に疲れやストレスを感じてしまうことがあります。

聴覚

聴覚に関しては、突発的に鳴る大きな音が特に苦手です。

例えば車のクラクションなどを聞くと、反射的に体がビクッとしてしまいます。

あまりにも分かりやすく驚くため、職場の人からその反応を指摘されたこともありました。

また、前述したように、赤ちゃんの泣き声や子どもの甲高い声も、耳をつんざくように強く感じてしまいます。

そのため、仕事以外の場面ではできるだけそういった音が多い場所には近づかないようにしています。

どうしても通らなければならない場合にはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使用し、音楽を流して対処しています。

自分なりに刺激を和らげる工夫をすることで、日常生活への影響を少しでも減らすようにしています。

嗅覚

嗅覚については、人よりも匂いを強く感じやすく、特にタバコ・香水・柔軟剤の匂いが苦手です。

これらの匂いは、少し離れた場所にいても分かるほど強く感じてしまいます。

タバコに関しては、亡くなった父方の祖父がヘビースモーカーでした。

遊びに来た際、室内で当たり前のようにタバコを吸っていたため、その匂いに耐えきれず、思わず「外で吸って欲しい。」と伝えたことがあります。

それほどタバコの匂いを嗅ぐだけで吐き気を催してしまいます。

香水も同様で、男女を問わず香りの強い香水をつけている人とすれ違うと、気分が悪くなることがあります。

柔軟剤については、家で使用しているものは問題ありませんが、中には香りが非常に強いものもあり、その匂いが漂ってくるだけで頭痛がすることがあります。

ただし、他人の家で使われている柔軟剤について「匂いがきつい。」とはとても言えないため、基本的には我慢しています。

このように嗅覚の過敏さは日常生活の中で地味に負担になる場面が多いと感じています。

触覚

触覚については、人に体を触られることが非常に苦手です。

指先が一瞬触れただけでも鳥肌が立ってしまいます。

特に肩に触れられたり、頭を撫でられたりする行為は強い不快感を覚えるため、どうしても受け入れることができません。

悪気がないと分かっていても身体が先に反応してしまい、強いストレスを感じます。

そのため、できるだけ人との距離を保つように心がけています。

過集中

次に過集中についてですが、ひとたび何かにのめり込むと時間の感覚がなくなり、寝食を忘れてしまうことがあります。

若い頃(10年ほど前)は、ゲームに夢中になって徹夜することもありました。

さすがに今は体力が落ちてしまい、徹夜できるほど無理はききませんが、物事に深く没頭してしまう傾向自体は今も変わっていません。

実際、このサイトを作っていた時も気づけば明け方近くまで作業を続けていました。

自分では区切りをつけているつもりでも、集中が続くと時間管理が難しくなるのが悩みどころです。

整理整頓が苦手なこと

最後に整理整頓が苦手なことについてです。

これも先に触れましたが、部屋は足の踏み場がほとんどないほど物で溢れている状態になることが多いです。

特に強いストレスを感じると無気力になり、片付ける気力がなくなってしまいます。

その結果、部屋はどんどん散らかり、タンスの中も気づけばぐちゃぐちゃになっていることがほとんどです。

それでもまったく何もしていないわけではなく、掃除をしたり不要な物を売りに行ったりすることもあります。

ただ、思うように整理できず、「きれいな状態」を保つところまではなかなかたどり着けていません。


長文になってしまいましたが、以上が私のこれまでの経歴と現在苦労していることについてです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

このブログでは今後も日々感じていることや、自分なりのペースでの生活について綴っていけたらと思っています。

ご縁がありましたら、また覗いていただけると嬉しいです。

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